1.人はどうすればもっと魅力的な人になれるのか?
魅力的な人は、人々を魅了し、その人が持つ影響力はとてもすごいものです。
例えば、演説の上手さで有名な『小泉進次郎』議員や、お笑い芸人のダウンタウン、スポーツ界では、プロ野球選手の『イチロー』選手、サッカー界では『三浦知良』選手『本田圭佑』選手など、
人として好き嫌いはあるかもしれませんが、私にとっては、先ほど挙げさせていただいた方は、とても魅力のある人たちです。
そして、私はときどき思うことがあります。
『もっと向上心を持って仕事やプライベートを充実させていけば、せっかく生きている一生に一度の人生をさらに楽しむことがのではないだろうか…。』
また、そうすれば、人としての魅力も上がり、自分自身にとって一生に一度の人生を本当に後悔なく過ごしていけるのでないだろうか。
しかしこの考え方は一転すると、こんな意見も出てくるでしょう。
『こんな向上心人間の言うことは「とても痛い」、自分は自分の人生を進むから私の事なんかほっといて欲しいよ。』
まさに人は十人十色だと思います。
魅力的な人になんかならなくてもいいし、普通に人生を過ごしていければいい。という方もいらっしゃるでしょうし、今回のブログのタイトルでもある『もっと魅力的な人』になりたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
人はそれぞれの人生があるし、それぞれの進んでいる道があると思います。
まったくそれでいいと思います。
私はそんな中で、いかにこの人生をよりよく生きていけるのかを追求し、実践しているところです。そして、私は『NLP』という心理学に出会ってから、人生を再度、編集し始めました。
つまり自分の人生の生き方を変えてきました。
その結果、今はとても充実した毎日を過ごすことができています。毎日毎日目標に向かい、行動し、今までには考えることの出来なかった『最高に柔軟かつ最高に強固な心の軸』を手に入れることができました。
自分自身に対する信頼を回復し、今までの人生の中で最高に自分を信頼できるようになりました。
『強くブレない自分へと変えることができました。』
私は、これまでの人生もそれなりに一生懸命に生きてきた実感はあります。
しかし、後悔もたくさんあります。惰性もたくさんあります。
その一秒一秒に人生の向かう先を当てはめて生きてきたかというと、そうでもなかったと最近はよく考えています。
人生において、人は何が大切なのでしょうか?
みなさんは何を生き甲斐に頑張っていらっしゃいますか?
そんな中で、今回は『成功や失敗という概念を捨て、もっと魅力的な人になろう』というテーマで綴りたいと思います。
2.【成功や失敗とはその人が考えた単なる結果に過ぎない。】
『もっと魅力的な人になる』ということを考えていく前に、まずは、考えていただきたいことがあります。
ある仮定があります。
『自分の人生がうまくいくのか?いかないのか?』
そこには成功や失敗といった表現をしている人もいますが、
もし自分の人生にとっての『成功』や『失敗』があるといった概念で表すとすれば、それは【本人の思い込み】にしかすぎないと、私は思っています。
成功や失敗という概念は、実は自分自信がそのように思っているだけであって、その考えをただ単に継続させてきた結果に過ぎないのです。
これは少し冷淡に聞こえるのかもしれませんが、
成功や失敗に捉われるばかりで、本当に大切な部分を見失ってはいないかという注意喚起をしています。
まずは、成功や失敗といった概念から逸脱し、
感情的や強欲に捉われずに、一度冷静に物事を見つめ直し、人生を組み立てていく必要があるのではないかと思っています。
例えば、2018年2月25日に『平昌オリンピック』が閉幕されたばかりですが、そこで日本中からメダル獲得を期待されていた選手がいたとすると、
その選手が、想定外にメダル獲得を逃した場合、
果たしてそれを『成功』とするか『失敗』とするかは、他のメディアや応援してくれた人が決める訳ではなく、その選手自信が『成功』か『失敗』かを決めることなのです。
その選手が『オリンピックでメダルが獲れなかったけど、全力で取り組めたし、良い勉強になった。失敗だと思われるかもしれないが、自分にとっては、こういった結果を経験するための成功体験だったんだ。』というような解釈をすれば、『成功』だと考えることもできますが、
『メダル獲得を期待されたが獲得できなかった失敗のオリンピックだった。』と考えれば失敗だったと認識するでしょう。
つまり、すべての現象には、ストーリ―があり、なるべくしてなったたった一つの結果であるということ。
それを『成功』か『失敗』かと決めるのは他人ではなく、自分自身が(無意識に)決めていることです。
そもそも『成功』や『失敗』は何なのでしょうか?
私はただの経験としか捉えてません。それを失敗だと考えるのであれば、次回へと修正できる絶好の栄養分であると思っています。
作物は水や肥料など栄養分なくして育つことはありません。動物たちも、獲物を捕食しそれを栄養として生命を維持させています。
人間にとっての栄養分とは、食事や睡眠だけなのでしょうか?
多様な現代を生きる我々にとって、あらゆるストレスは、それが自分の未来をよくするための栄養分に他ならないのです。
金銭的な不安があるから働く、上司に怒られたくないから嫌な仕事でも頑張ってやる。宿題をやらなければ親や先生から怒られるから、頑張って宿題をする。
さてなぜストレスという栄養分が必要なのでしょうか?
想像してみてください。
もし働かなければ…?
もし、嫌な仕事を放棄し続けていれば…?
もし、宿題をやらず今日一日が終わったら?
働けるからお金を貰え、自分の好きなことができる。→自分の自由を手に入れるため
嫌な仕事でもやるから、上司に怒られずに済む。→自分の仕事力を高める効果
宿題をやるから先生や親に怒られない。→ひいては、将来の自分の職業選択の自由を得るため(収入にもつながる)
さて、みなさんはこれでも栄養分ではない、ストレスは悪だと言えますか。
ストレスは自分にとって味方であり、自分の人生を飛躍させるためのメッセージをわざわざ送ってくれているのです。
そしてここでまた、『成功』と『失敗』の話に戻しましょう。
こういった失敗をみなさんはどのように解釈しますか?
ずっと頑張って練習してきた学園祭が、とても不評に終わり、落胆した。投資先が破綻し、多くの借金を背負った。恋人にフラれ、自暴自棄になった。
失敗だと捉えますか?
すべては失敗だと自分が決めた結果、失敗したと自分に言い切っていることになります。
失敗とは本当に悪いことなのでしょうか?
あのエジソンも『人はなぜもっと失敗をしないんだ?失敗を重ねるほど成功に近づいているのに…』などと言っていたようです。
しかしここで気を付けていただきたいのが、
結果から学ぼうとしない態度や姿勢は非常に危険です。また、すべてを前向きに捉えていく楽観視過ぎる考え方も危険です。
失敗や成功という考え方に縛られているのではなく、
ある程度楽観的に、物事を捉えていきながら、
何回もチャレンジして、何度も立ち上がり、何度もあきらめずに自分の成すべきことを追求したか?という考え方が、とても魅力的な人間性ではないだろうかということを今回お伝えしたいのです。
3.『数+質+修正』が成功という概念に近づける
ではどのようにすれば一般的に言う『成功』という概念に近づけることができるのでしょうか?
これは私の考えであり、実行してきた結果、もっともうまくいったアイディアですが、
成功という概念に近づくためには、単純に【数+質+修正 】だと考えます。
数とは、単純にやった数、実行した数、行動した数のことです。
質とは、その行動の的確性や精度のことです。要は行動が的を得ているかいないか?
修正とは、行動した数と質を研究し、よりよいものへ改善することです。
具体的に言うと、例えば、大学の受験勉強で言うと、
数とは、単純に勉強量のことです。
質とは、勉強の方法。さらに言うと、東大を希望していた人であれば、東大の入試問題の特性を知った上での勉強か?または、東大出身者の勉強方法を知ったうえでの勉強をこなしているか?といった。的外れな勉強をしていないかどうか?ということです。
最後に修正とは、量と質を見直している作業を繰り返しやっているかどうか?つまり、同じような失敗を繰り返していないか?同じ問題を苦手としていないか?もしそうであればどんな勉強方法を足していなかければならないか?などと、自分の勉強方法の量と質を、見直していくための研究です。量と質だけではなく、かなり重要な考え方です。
さて、ではみなさんに質問します。(私自身にも笑…( ゚Д゚))
あなたは、あなたが考えている『成功』だというところまで、どれだけの【量】をこなし、どれだけ【質】を向上させ、どれだけ【改善】してきただろうか?
ぜひ振り返ってみてください。
きっと地球上や宇宙で繰り広げられているすべての現象は、きっとシンプルで本当にいたって単純なことなのではないかと思っています。
りんごの実が、りんごの木から落ちるように、地球上にあるすべての現象は実はもっとシンプルな構造ではないかと考えています。
実際に、最新の物理学では以下のように、すべての現象は数式化して表すことができると証明しています。
万物がもし計算によって表せることができるのであれば、人の成功や失敗もパターンがあるのではないだろうか?
すべてを複雑に考えているのは人間であり、実はただ単純なことではないかというのが私の考えているところです。
一般的な人が捉えている『成功』という概念に近づきたければ、
【数+質+修正】をいかに、
繰り返しやったかによるだけではないか?
やらなければ何も得るものはない。
昼寝をしていれば身体を休めて終わり、
何の目的もなく『疲れた~、仕事だるいわぁ~。』などとしゃべっていればただそれで終わり
パチンコしてればそれで終わり、
過剰に飲酒をし、帰宅してバタンキューならそれで終わり、
疲れたから今日はやめにして明日にしよう。
それで終わり、
彼女ができない。一生彼女ができる訳がない。
そう思っていれば、そうかもしれない。
イライラするから仕事ができない。
あ~ただめんどくさい…
…そして、ただ時は流れていく…
川の流れがあるように、海に満ち引きがあるように、
夜に、月が煌々と地球を照らすように、太陽の光が地球に差すように…
マイホームを建ててもっと家族を幸せにするぞ!
毎日そう考え、実行に移していけば、そうなるかもしれません。
毎日勉強して希望校に合格するぞ!
努力し続けていれば、自ずと結果はついてくるでしょう。
30歳までには絶対結婚するぞ!
行動すればもしかするとできるかもしれません。
あまり良い表現をせずに、申し訳ありませんm(__)m
お伝えしたかったことは、
物事は、複雑なことではなく、すべてはシンプルにできているということです。
考えることは、誰でも可能です。
その考えたことをいかに…(要領よく)実行に移すか?という行動力がもっとも大切なんです。
行動力、行動力と、どのブログや著書をみても大切なことは、十分に理解されていると思います。
理解しているだけでは絶対に自分を向上させることできません。
道端に咲いている花は、誰からの指示も受けずに自然に咲き、
太陽は勝手に東から登り西に沈む。空は青く、雲は白い。雨降ると地面は濡れる。すべて誰からの指示も受けずに…。
毎回毎回、偶然にも【正確に】、同じことを繰り返しているんです。
もし太陽が東から登り西へ沈む動きと同じように、あなたの考えが同じようなところでぐるぐると、動いているとどうでしょうか?
4.努力し、それをずっと続ける人はいつか自分が理想とする人生を現実に引き寄せる
引き寄せという本などもたくさんありますが、願えば叶うというだけでは、向こうからやってきません。ひたすら願うだけ願ってみてください。きっと何も起こりません…。
しかし『願えば叶う』という言葉の裏に隠されていることは、
願うことによってあなたの脳が刺激され、その考えを本当のものだと、あなた自身の中で約束されたときに、あなたは行動し、あなたが頑張って成功しようとするのです。
そしてその努力によるご褒美として、あなたが望んだ成功という概念に近づいていきます。
注意しなければならないのは、願うだけしかやらない人は、いずれタイムオーバーになってしまうということです。
自分の人生を自分の望む方向へ進めるために、どれだけ集中し、どれだけそれに向けた取り組み(=行動)を行っているかが、本当に大切なことです。
それには重要なやり方があり、重要な考え方があります。
それを知ることがまず『成功』という概念を少しだけ、引き寄せてくれることでしょう。
自分の目指す『成功』へ、高いモチベーションを維持させ、
『成功』に向けた資産をしっかりと管理・運用し、
自分自信の自制心を磨き上げ、
たゆまぬ努力と信頼を保持し、
すべての行動を統制し、継続すれば、
ハードルは高いかもしれませんが、願い年月をかけてやれば必ず達成できると、私は信じています。
私はまだここでいう『成功者』ではありませんが、心理の道ではすでに一般的な概念でいう『成功者』だという自信を持っています。
今後の私の目標もさらに高みへと目指し、現在多くの注意力をそちらへ向けているところです。
そのために、成功から遠ざかる悪習慣をすべて絶ち、自分ができる範囲のすべてを目標に向けて、コントロールしています。
5.最後に…もっと魅力的な人になるために。
最後に今回の核心をつく『もっと魅力的な人間』になるために…。
『成功』や『失敗』といった言葉に惑わされないことです。
自分が、向かう方向を意識するだけではなく、向かわせる個体そのものの成長、つまり自分自身の人間性をより魅力的な人物に磨きをかけていかなければなりません。
そのために、あらゆる分野の知識や最新の情報を常に頭にインプットし、微笑みを絶やさず、清潔にし、誠実で嘘偽りのない、信頼を得ることができような人物へと自分を押し上げていかなければならないと思っています。
金や物欲ばかりに捉われずに、本当に大切なことは何かという心そのものを醸成させること、これこそが人が本来生きている意味なのかもしれません。
そして常に前向きに向上心を持って生きている誠実な人間こそ『魅力的な人』ではないかと私は思っています。
努力を継続させ、定めた目標を繰り返し頭に叩き込み、自分をモチベートさせること、自分の得意とする分野での卓越した技術を持ち合わせていれば、自ずと成功は近づいてくる。
そして、この人の話なら聞こうとか、この人が言うんだったらというような人格がなければ、真の成功とは言い難い。
自分を過信しすぎることもなく、周囲への配慮もできる柔軟な考えもできる。
そんな優しくも厳しく、さらにユーモアや社会性を持った人間としての奥行を磨いていくことがもっともの大前提であり、
その人間性の基に築かれた仕事で活かすことができる卓越した技術そのものが、
本当に人々に感動を与え、世間を明るくしてくれる真の成功者ではないでしょうか。
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