新年でテレビに放送されるものといえば、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝だ。
その歴史は、ニューイヤー駅伝は、1957年から始まり、箱根駅伝は1920年から始まった。
新春といえば駅伝を見るという方も多いはずです。
それだけ駅伝というものは日本人の中で、染みついた伝統的なイベントではないかと思います。
そして、スポーツ関係に携わる方もこのブログを見ている方でいらっしゃるのではないかと思います。
人はなぜ走るのか?
という問いに答えはあるのでしょうか?
それはありますと言わざるを得ない。
そしてその『なぜ?』を解き明かし、実生活に取り入れて欲しいのが筆者の願いであります。
そこで『人が走る』という歴史について調べてみました。
トル・ゴタス著書「なぜ人は走るのか?」によると
【 人類が猿に似た祖先から進化したのは、アフリカのサバンナで動物を狩るために長い距離を走らなければならなかったから 】
【 走ることで人類は人間になった 】などと記載されています。
つまり、人間は進化の過程において、走らざるを得ない状況があったからです。
そしてこれを心理的な視点でとらえた場合、
『〇〇せざるを得ない状況は、人を進化させる。』
ということです。
そのため、過去の歴史において人は走らなければ生きることが出来なかったため
人は走ることを覚えてきました。
そしてそれが現代になり、スポーツや趣味として拡張してきたのです。
現代においては、科学技術の発展によって、走らなくても生きていけるでしょう。
しかし、スポーツ関係者や学校関係者、自衛隊や消防の方などは、運動をしなければ、あるいは、運動をさせなければならない状況にあると思います。
そのため、以前は生きるために必要だった「走る」ことを強制的、主導的に走らなければなりません。
そのため、走らなくても生きていける時代の中で、走らせなくてはならない役割にいる方は、どのようにすれば人は「走る」ということを継続させることができるのだろうか?と悩んだ経験はあるのではないでしょうか?
生きるために走らざるを得ないことから、『走らなくても生きていけるけど、走らなければならないを継続させるためには?』
ここで重要なポイントは危機的な意識である。
過去を顧みると、狩りや肉食動物からの危機回避のために走っていた人です。
なぜ走るのか?生きるための手段だったからです。
つまり、人の生存本能だから走るのです。
今はどうか?走る必要などないのです。
走らなければ命を失われる危機的な意識はない。
では、ある集団やある人物を走らせるために重要なポイントは
その人に危機的な状況があるかどうか?
これはかなり重要なポイントです。
もう一つ重要なポイントは、走るためのメリットは何か?ということです。
走ることによって何を得ることができるのか?
これが不明確であれば、人の継続性や本能的な行動を助長させることは難しいと、著者は思っています。
今回のポイントをまとめて言うと、
走らなければならない状態なのか?走るためのメリットが明確なのか?
この二つのポイントがあるか?ないか?
これをしっかりと明確にすることが続けるという行動に繋がっていくのです。
このブログを通して、少しでも読者様のためになれればうれしく思います。
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