今回は、職場内の雰囲気をよくするためには、どうしたら良いのか?について解説します。
1.日常で必要な職場の信頼関係とは?
信頼という言葉について、どの職場、どの人間関係でもよく聞く言葉だと思います。
信頼関係は何よりも大切で、どんな人間関係を構築する場合においても、信頼関係があるのとないのでは全く変わってくることでしょう。
その信頼を職場内で作るにはどんなことが必要か?それを紐解いていきたいと思います。
信頼関係とは、その名の通り、信じて頼ること。
または信じて頼ることができるということ。
人は何をもとに信じて、何をもとに信じることができないのだろうか?
信じることは何を信じるのか?
人は日常的に五感を活用し、情報を処理しています。
そして、その五感すべてが信頼の情報源となる。
信頼の情報とは、普段、職場内で起こっている五感すべてである。
信頼できる関係とは、その五感が通じ合えている状態であり、信頼できない関係とは、五感が通じ合えていない状態でしょう。
2.人はどんな世界の中で生きているのか?
そして、人の世界とは、頭の中で処理している世界と、頭の外側で処理している世界がある。
よく返事は『はいできます。』といっても、実際にできないやらないシーンはあるはず、それが五感による誤差になる。
そして、自身の頭で起こっている世界と、自身の頭の外側で起こっている世界がズレている場合にも、信じることが削除されていく。
つまり、人は何かを頭の中で処理し、それが、相手に対して、速達されれば、かなりの確率で、信頼関係が構築されるだろう。
逆に人と人との意思疎通の中で、自身の頭の中と、頭の頭の中で相違がある場合は、信頼関係は起こりにくいシステムだ。
3.コミュニケーションをよくする為に必要なこととは?
これから紐解いていくと、コミュニケーションをよくする為には、相手の頭の中で起こっている状態を、掌握できる高い観察眼が必要だ。
つまり、言われる前に、相手のwantやneedを与えることができる関係性は、非常に良い関係性を保つことができるだろう。
だからこそ、相手の意思に応えていける相互関係があれば、信頼は発生しやすく、職場内のコミュニケーションに直結できるだろう。
4.普段から取り組める職場内でのコミュニケーション
職場内での意思疎通を図ることに寄与できることは、お互いの気持ちをぶつけることができる環境だ。
気持ちとは、かわいいもので、吐ける場所があれば、情報の流れができるが、吐ける場所がなければ閉ざされたままである。
そして、その閉ざされた情報は、決して流れようとはせずに、逆に相手の情報をブロックしてしまう機能を持っているのだ。
だからこそ、日常的に、相手との相互関係をよくしようと思うのであれば、お互いの頭の中で処理している情報を共有することだ。
それができない上司は、基本的に管理者としては不向きであり、それができなければ、組織内の雰囲気などよくなる訳がない。
職場内の雰囲気をよくするには、全員が生き生きとして仕事に向かうことができる環境作りが必要で、その根本を成すのは、職場の人すべてが個々に持つ心にある。
その心を解放させることができる管理者は、基本的に一般的によく言われる優秀なリーダーだと言える。
5.管理職として求められていることとは?
管理職として優秀なリーダーになるには、自身の心のバランスを保つことができるメンタルコントロールと、職場内のすべての人の心を円滑に循環させることができるいわゆる度量があるかどうか?が必要である。
くどくど言ったが、職場内の人は人であり、そこにはそれぞれに持っている個々のアイデンティティがある。
それらを1つひとつ解放させることができれば、職場内の雰囲気はよくなる。
解放とは、それぞれの悩みをはけることができる環境作りであり、たったそれだけの試みによって、職場内のすべての人は、仕事へと邁進していくことだろう。
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