怒りをコントロールするメンタルトレーニング

 

目 次

 

1.兵庫県明石市の泉市長「感情のコントロールが不十分」だったことについて

みなさんこんにちは。

今月13日に、兵庫県明石市の泉市長が、市議会議員に対し「議員をやめてしまえ!」と発言したことを明らかにし、15日市役所で会見し、感情のコントロールが不十分だったと陳謝をしました。泉市長は、職員への暴言で去年、辞職し、その後の選挙で再選されていて、感情をコントロールするアンガーマネージメントを学び、怒りの感情がわいたときはトイレに入って冷静になる時間をとるなどの対応策をとっていたということですが、「まだ不十分だった」と重ねて陳謝をしたという。

※明石市 泉市長の記事についてはこちら『明石市長が市議に暴言で陳謝』

「怒りを爆発させてしまう。。。」

こんなことは泉市長に関わらず、読者のみなさまにもたくさんの経験があるのではないでしょうか?

ましてや市長という重責によりそのメンタルをコントロールすることに関しては日々想像のつかないような緊張と責任を問われていることだと思います。

さてみなさんは、普段から怒りに対する感情をどのようにコントロールしてますか?

急に出た怒りをうまくコントロールし、鎮めることは非常に難しいと感じることは多々あるのではないでしょうか?

今日はそんな怒りをコントロールするメンタルトレーニングについて述べたいと思います。

2.怒りをコントロールするために筆者が学んできたもの

特に普段から怒りっぽい人は、怒る習慣が身についているためなかなか感情を鎮めることは難しいと思うことでしょう。

そんな中、最近は怒りをコントロールするために、企業や家庭内で怒りの感情をコントロールできるように様々な研修などが行われていることと思います。

今や世間は、大変なストレス社会であり、日常の様々なシーンにおいて、メンタルコントロールの必要性が増して来ているの時代ではないかと感じています。

そういう筆者は、約6年前にNLP心理学と出会い、心理学を本格的に勉強しました。

そしてNLP心理学をベースに、自らの意思や感情をコントロールできるさまざま方法を学びました。

最初は、なかなか実生活で使うには難しく理解出来なかったり、効果がないと感じることも多々ありました。しかし、諦めずに心理学で教わったことを何度も読み直したり、それ以外にも自らの頭で考え出せるようになり始めた時に、これまで考え続けたことすべてが身を結ぶように少しずつコントロールできるようになりました。そしてそれからは仕事や家庭でのセルフマネージメントができるようになり、今では自分自身に降りかかる問題のほとんどは対処できています。

以前は職場において、少しでも考え方の違う人を毛嫌いしたり、家庭内でも妻との考え方の相違を受け入れたくない自分がいましたが、今は怒りは感じたとしてもそれに対する処理の仕方が分かるので、自分自身で対処できるようになりました。

つまり、怒りはコントロールできるということを実践において使えるようになりました。

また怒りに対する感情がコントロールできるようになるとともに、その他のやる気を導き出したり、意志の強さや、忍耐力など、それらにおいても同様に適応できるようになってきました。

現在は、それらをさまざまな人に伝える米国NLP™️協会認定NLPトレーナーとして、企業や団体、個人へセミナーやカウンセリング、またNLPの資格取得コースを開催しております。

3.筆者が学び、独学で身に付けてきた怒りのコントロール術とは?

そんな筆者が、NLP心理学で学んだことをベースに自らアレンジした怒りのコントロール方法について、以下にざっくりとまとめました。

これらの求められている意味をしっかりと理解し、実践することで、怒りは少しずつコントロールできるということを実感できるでしょう。

『提案①』 怒りの対象に対する捉え方を変える

→①他にどんな意味を持っているのか?

→②他のどんな行動なら役に立つのか?

例)細かくて厳しい上司

→①仕事に対する熱意がある、強い気持ちを持っている、味方につけると良い

→②周囲の人への影響力があるため商談や会議の場で役に立つ

▪️ポイント▪️感情→思考へと変化させることが重要

▪️ポイント▪️主観→客観へと変化させることが重要

『提案②』 怒りの対象を変化させることができることを学習させる

→①怒りの感情を腕にインプット

→②上下させて感情の起伏をコントロールできることをインプット

→③怒りの感情を鎮めた後にリラックスを繋げる

▪️ポイント▪️感情の起伏はコントロールできるということを理解させることが重要

『提案③』怒りの対象よりもより重要性の高いものへとシフトさせる脳を作る

→①怒りの出来事発生

→②その出来事よりもより重要度の高いものを考え出す

→③その重要度の高いものを得るためにはどうしたらいいかを導き出す

→④重要度の高いものを得るためには何をしたら良いかを考え、それを実行する

▪️ポイント▪️怒りよりも自分にとってよりメリットのある考え方にシフトチェンジ

『提案④』怒りの対象が変わる方法を導き出す

→①怒りの対象が何を求めているか?

→②もし仮に怒りの対象が変化するにはどんなことが必要か?

→③それができるためには何をすれば良いか?

→④総じて自分にできることとは何か?

▪️ポイント▪️怒りの対象との関係性をどうすれば良いかを導き出す人に対する効果的な伝え方を学ぶ

『提案⑤』普段から怒りの対象をうまくコントロールすることについて研究しておく

→①怒りの対象が人の五感の何に反応しやすいのか?

→②それに対するアプローチの仕方は?

▪️ポイント▪️相手がより理解しやすい方法を普段から考察しておく

以上が怒りをコントロールするための、メンタルトレーニング法です。参考になれば幸いです。

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ヤスキ

~時代はAI、異次元空間で生きる時代へ~現代、次世代で順応できる考え方を身に付けるWebサイトとして、将来来るべきシンギュラリティに備えて、今から人ができる順応を独自の視点で情報発信している。

投稿者: ヤスキ

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