人はいつもネガティブな思考に陥る。ほっておけば勝手に、、、
ネガティブな思考を繰り返す人にとっては身に染みて感じることだろう。
なぜネガティブな思考を発し、なぜネガティブな思考を繰り返すのか?
ネガティブ思考は、常日頃からネガティブなことを考える。
逆を言えば、ポジティブな思考の人は常にポジティブな思考を保とうと自動的に仕組まれている。
だからこそ両者には雲泥の違いが生まれるのだ。
しかし、その仕組みは意外にも簡単な仕組みにある。
その仕組みをおさらいし、その対処法について述べていく。
まずネガティブ思考・ポジティブ思考の仕組みはこうだ。
『ネガティブ思考・ポジティブ思考の仕組み』
仕組み①)対人関係でのコミュニケーション
==対人関係目線でのネガティブ思考==
自分が見ている目線→フィーリング→反応
【目線悪い】→【気分悪い】→【嫌い】
つまりこう言うこと
↓
→相手のネガティブ(悪い所)に焦点を当てると、ネガティブ(悪い所)をよく見てしまう。
→ネガティブなところ(悪いところ)ばかり探すと
→相手のネガティブ(悪い所)が気になる
→相手のことが嫌になっていく
→相手との距離が遠ざかっていく
→相手との関係性が悪くなる
==対人関係目線でのポジティブ思考==
自分が見ている目線→フィーリング→反応
【目線良い】→【気分良い】→【好き】
つまりこう言うこと
↓
→相手のポジティブ(良い所)に焦点を当てると、ポジティブ(良い所)をよく見る。
→ポジティブなところ(良いところ)ばかり探すと
→相手のポジティブ(良い所)が気になる
→相手のことが好きになっていく
→相手との距離が近づく
→相手との関係性が良くなる
仕組み②)自分自身とのコミュニケーション
==自分自身に対する目線がネガティブな思考==
自分が見ている目線→フィーリング→反応
【目線悪い】→【気分悪い】→【嫌い】
→自分のネガティブ(悪い所)に焦点を当てると、ネガティブ(悪い所)をよく見てしまう。
→ネガティブなところ(悪いところ)ばかり探すと
→自分のネガティブ(悪い所)が気になる
→自分のことが嫌になっていく
→自分との距離が遠ざかっていく
→自分との関係性が悪くなる
==自分自身に対する目線がポジティブな思考==
自分が見ている目線→フィーリング→反応
【目線良い】→【気分良い】→【好き】
→自分のポジティブ(良い所)に焦点を当てると、ポジティブ(良い所)をよく見る。
→ポジティブなところ(良いところ)ばかり探すと
→自分のポジティブ(良い所)が気になる
→自分のことが好きになっていく
→自分との距離が近づく
→自分との関係性が良くなる
仕組み③)いい組織にするためには?
組織的目線でお互いがどんな関係であれば良い関係になるか?
【根本的原理】以下のことを踏まえて考えてみると気分が変わります
→あなたや相手が褒められたら嬉しいか?
→あなたや相手が嬉しいと気分は?
→あなたや相手が気分が良ければ話しやすい?
→あなたや相手が話しやすければ雰囲気がいいか?
→あなたや相手が雰囲気が良ければコミュニケーション取りやすいか?
仕組み④)人と人との関係性において、どんな関係性だとコミュニケーションを取りやすいか?
→自分の言いたいことが言える
→理解してくれる
→とにかく合う人!
※このためには【情報量】(話題、価値観、境遇)が多く必要になる。
→自分が大切にしていたことを褒めてくれる
※重要【自分のことを特別な存在だと認めてくれる】
これらを実践していることにより、より良好な関係を構築し、維持できる。
ちなみになぜネガティブな思考になるのかを研究した以下の記事も参考にしてもらいたい。
不安障害や気分障害を抱えた人は、なぜネガティブな考えや感情から逃れられないと感じることが多いのか、その理由が解き明かされた可能性がある。欧米の研究チームがこうした患者の脳機能画像の大規模な分析を行い、その成果を発表した。
そしてこれからはポジティブ思考をつくるための対処法を述べる。
『ネガティブ思考からポジティブ思考へ変えるためのメンタルトレーニング法』
まずは対人関係においてポジティブな考えでいられるようにトレーニングする方法を紹介します。
【褒めるトレーニング】
① 相手の見える部分をとにかく心の中で褒める
② 内面にもフォーカスし、心の中で褒める
③ 慣れてきたら素早く褒める
これを日々繰り返す
注意点はあまり細かいことに捉われずに、脳トレと思ってやること
感情面を出してしまうとトレーニングにならないので注意
あくまで脳トレの一環として、ポジティブな思考作りとして実践することが重要
次に自分を取り巻く周囲の人たちに対するポジティブな思考作りのためのトレーニング方法を紹介します。
【周囲の人に対するポジティブな思考を持つためのトレーニング方法】
① 周囲の人の存在が自分自身へどのような良い影響があるかを考える
② 周囲の人(良い関係性を持ちたい人)を5人挙げる
③ それぞれに1つずつ良いところを列挙する
④ 例)◯◯さんがいる(いた)からこそ、私は〜だ。
⑤ 周囲の人の存在が周囲の人へどのような良い影響があるかも考える
⑥ ◯◯さんがいるからこそ、周囲へ〜な良い影響を与えてくれる
これを考えていけばいくほど、周囲の人に対するイメージはポジティブに変わっていきます。
そして以下に、嫌な自分をネガティブな自分を脱するために必要な自己肯定感を高めるトレーニング方法を紹介します。
【ポジティブになるための自己肯定感を高めるトレーニング方法】
① 自分の個性(良い面)について考えてみる
② 自分の長所(良い面)について考えてみる
③ 自分が持っている資格やスキルなどについて考えてみる
④ 自分を支えてくれる家族や周囲の人について考えてみる
⑤ 自分が持っている資産(家、スマホ、車、時計、パソコン、テレビなど)について考えてみる
⑥ 自分が今ある仕事や学校などの良さ(メリット)について考えてみる
上記を考えていけばいくほど、自分には「ない」→自分にはこんなものが「ある」へと変わり以前よりもポジティブな考えに変化することでしょう。
これまでの方法で、ポジティブな思考が多くなってきますが、最後に自分自身のことについてもっと良い面にフォーカスしていただきたいので、以下のトレーニングを紹介します。
【自分自身の存在が周囲へどのような良い影響を与えることができるかを考えるトレーニング】
① 家族に対して自分がどのような良い影響を与えることができるか?
② 職場において自分がどのような良い影響を与えることができるか?
③ 友達に対して自分がどのような良い影響を与えることができるか?
④ 恋人に対して自分がどのような良い影響を与えることができるか?
⑤ 近所の方へ自分がどのような良い影響を与えることができるか?
⑥ 子供に対して自分がどのような良い影響を与えることができるか?
これらを考えていけばいくほど、「自分にはできない」→「自分にはこんなことができる」という思考を作り出し、よりポジティブな考えを作り出せる礎となるでしょう。
これまでのポジティブな思考を作り出すためのトレーニング方法は、私が実際に行っている米国NLP™協会認定NLPプラクティショナーコースで行っている方法で、その効果を受講生の皆様より感じているトレーニングになります。
これらを実践し、少しでも多くの悩みが前向きな考えになれたら嬉しく思います。
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