今回は心理学用語特集として、心理にまつわるさまざまな用語や法則などをご紹介していきます。
まずは第1弾として、「心理的リアクタンス」「カリギュラ効果」「ブーメラン効果」についてご紹介します。
「心理的リアクタンス」とは?
禁じられたものや見てはいけないと言われているものに対して、人はどうしても強烈に見たくなります。鶴の恩返しなんかもそうですね。開けてはいけないよと言われると開けたくなってしまう。そんな○○してはいけないと禁じられると、どうしても○○が気になっていくというのが「心理的リアクタンス」と呼ばれているものになります。
これを日常で活用するには、○○して欲しいことや、何かインパクトを残したいときに敢えて○○ということを強調することができるという活用ができますね。
次に「カリギュラ効果」とは?
アメリカで制作された【カリギュラ】という映画が、衝撃映像が多すぎて上映禁止となりました。その結果、かえって人々から見たくなるという関心を集めてしまったという話。禁止をされることによって、かえって注目を浴びてしまうということを「カリギュラ効果」といいます。
これを日常で活用するには、絶対に○○してはいけないよと布石を打つことによって、かえって○○に意識をさせるという活用方法があります。
最後に「ブーメラン効果」とは?
強く反対されると、さらなる反発を生むということを言います。
具体的に言うと、嫌いな人から執拗に迫られたりすると、さらに嫌い度が増していくということ。あるいは親から勉強しろと言われれば言われるほど、勉強が嫌いになっていくということです。
つまり、反対は反対を生み、肯定は肯定を生むというブーメラン返しということですね。
ですから、これを日常で活用するには、基本的に人のいいとこや人に優しくすればブーメランのように戻ってくるということです。
しかし、間違ってはいけないことは、優しすぎてもそれは甘やかしというブーメランが跳ね返ってくるとうことです。
ですから時には厳しくするということも、規律を守らせるという良いブーメランが返って来ます。
基本的なスタンスは人のいいところを見て、人に優しくするというスタンスを取っておくことで良いブーメランが返ってきます。
つまり人は禁じられると少なからずそれに意識が向き、〇〇は気にしないと考えれば考えるほど、〇〇が気になってしまうという特性があるということ
それを打破するには違う何かを与え続けることによって意識をそちらに向けていくことが必要で、逆に何かを意識させたければ、あえて〇〇は気にしないでねと強調していけば、〇〇を気にするように意識付けさせることができるということ
最後に、人に優しいこと、地球に優しいことを行えば、もちろん優しいことが自分に返ってくるということは鉄板と言っていいほど、覚えておきたいことですね。
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