人に親切にすれば、それが返ってくるというのは、いつの頃からか人が心に根付いている概念のようなものかもしれません。
親切は親切が返ってくる。
人に親切にすることは、とても良いことだと、
子供の頃から、おじいちゃんやおばあちゃん、親や兄弟、学校の先生など
知らない間に、人に対して親切にすることの重要性を教わってきたのかもしれません。
今回は、好きとか嫌いとか関係なく、人はなにか親切なことをしてもらうとその分返したくなるという欲求がわく「返報性の原理」とその裏側についてブログにしていきたいと思います。
これは、心理学者デニス・リーガンが行った実験によって、証明されることになります。
デニス・リーガンが行った実験によると、相手に対する好感度とは関係なく、先に親切にした場合は、何もしない場合に比べて、相手から好意を示されることが多かったということです。
実験結果を詳しく知りたい方は、こちらのサイトを参考にしてみてください。
人は何か親切にされると、やはり嬉しいという反応を得やすいように思えます。
疑いやすい人ですと、逆効果を得ることになるかもしれませんが、困った時に親切にされると、ありがたいなぁと感じることもあるかもしれません。
どんな時でも、やはり人に対して向き合う姿勢として「人に親切にする」ということは、人から好意を得やすいと言えるのではないでしょうか。
しかし、これを侮ってはいけません。
この原理を悪用しようと考えている人もいるということも忘れてはいけません。
あからさまに人に対して親切にしようとしている人は、その裏があるかもしれないということも覚えておく必要があります。
特に、私は騙されやすいと思っている人は要注意です。
まずは自分の特徴や特性を知ることから始めることが重要です。
心理学を学ぶ上で、特に重要なことは、「自分の身を守るために学ぶ」という意識が重要です。
心理学を学ぶようになると、情報がどう人に対して影響するのかがよく分かるようになります。
だから出せる情報や出してはいけない情報などを取捨選択できるようになります。
また、人から与えられた情報を自分なりに、うまく受け取れるようにもなりますし、人に対してどう接していけばいいのかをコントロールできるようになります。
しかし、そうなるには、ただ学ぶというだけでは難しいと思っています。
いろんなところから学び、それを自分なりに咀嚼できるかどうかが最も大切です。
つまり、インプットだけでは、自分の生活に落とし込むことが難しいということです。
アウトプットすることや、自分なりに解釈をしていくことはとても重要です。
そのような機会を敢えて作っていき、アウトプットの場を設定することで、やらなければいけないというプレッシャーが前に進めていく原動力となります。
そんな場を設定し、トライアンドエラーを繰り返していくことが最良の道です。
実行あるのみ
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