ストレスとは避けられないものでしょう。
それは何故か?
そもそも人が何か変化をする場合、それは、生理的に『変化を嫌う傾向』にあるからです。
例えば、寝ることが好きな人がいた場合、いつもでもずっと寝ていたいという本能が働きます。
あるいは、食べることが大好きな人や、運動が大好きな人も、いつもでもその至福な時間を味わっていたいものだという本能のものに、その状態をずっと続けたいとい願望が働きます。
GWや夏休み、冬休みなど、休みが長く続くと、その状態に慣れてしまっているため、ずっと休みが続けばいいのにとか、仕事行くの嫌だなぁという本能が働きます。
もちろん仕事が好きな人にとっては、休みが嫌だ、早く仕事したいという本能に駆られてしまうのかもしれませんが、多くの人にとっては『苦』より『楽』を選びたくなるのは、人間の欲求とか本能と言えるのかもしれません。
そんな中で、仕事に行くストレスや、身近に起きた変化に対するストレスは、生きていれば必ずと言っていいほど起こり得る変化なのかもしれません。
ではそんな時に、変化というストレスとどう向き合うか?
あるいは、仕事や家庭などで起こり得るプレッシャーに対して、どう乗り越えていくのか?
そんなストレスに対する対処方法について、お伝えします。
そして、このストレスに対する対処法とは、さまざまなテクニックや考え方はあるかと思いますが、私がオススメするストレス対処法は、いかに自分や周囲で起こっている物事をシンプルに対処していくか?という考え方です。
そのシンプルさこそが行動へとつながりやすく
シンプルだからこそ迷いがなくなり、その結果、悩みがなくなり、悩みを減らそうとします。
悩みや迷いがなくなるとどうなるか?
それは行動へと移しやすいのです。
例えば、コンビニで買い物をするときに、手元に500円しか現金がない場合は、500円分の買い物しかできないので、500円で買えるものを選びます。
つまり、500円という制限をかけ、500円という選択肢しかないために、選び範囲は500円内で買えるものという方向性を与えます。
これをこころで考えるとどうなるか?
上司のストレスが強く、仕事が嫌だと考えていた場合、上司のストレス=仕事のつらさとなっている訳です。
ではこの場合、上司から受けるストレスを減らせた場合、そのストレスはどうなるか?というと、上司のストレスが減少する分、仕事のストレスも減ります。
とてもシンプルです。
しかし、ここで陥りがちなことは、上司からのストレスを減らせる訳がないという思い込みが発生することです。
上司からのストレスは、減らせないのではなく、減らそうとしていないということです。
これを言うと、逃げてしまう人もいるかもしれませんが、それはそれで構いません。
私が伝えたいことは、こういったことは全て数学の計算式のように表すことができ、そして実際その通りになっているということです。
ストレス+逃げ=さらなるストレス
ストレス+立ち向かう=ストレスクリア
というシンプルな図式なのです。
ですから、ストレスを感じる場合は、そのストレスを消すための行動と努力によって、そのストレスは消えていくということです。
いたってシンプルなのです。
そして、そのストレスはきっとあなたの成長のためになるはずです。
それを乗り越えることが、人生をさらに豊かにするための試練であり、あなたの成長なのです。
以上、今回は『ストレスを消すための最も効果的な考え方~シンプルマインドについて知ろう~』でした。
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