言葉の力とは多大なるものだ
このブログを通して、言葉が人に与える影響を数多く取り上げてきている
今回は、そんな言葉が人に与える影響について、リーダーの視点で分析してみようと思う。
これを見て、特に組織のリーダーに属している人は学んでいただきたい内容だ。
リーダーの言葉は部下に与える影響が無意識ではあるが、大きいということを自覚し、本ブログによってその言葉の使い方を再考し、実践の場で活用してもらえれば幸いです。
そして、今回記載した内容は、少なからず、部下の反応を変えていけるものではないかと、私自身は確信している内容です。
そして、今回注目したい研究は、アメリカのペンシルバニア州立大学のハロルド・ズローが、共和党、民主党の指名受諾演説の分析結果によるものです。
その内容とは、
①1948年~1984年までの共和党、民主党の指名受諾演説の分析結果、悲観的なことを口にしている候補者の方が10回中9回も負けていることが分かったということ
②1900年~1944年の同様の研究結果、12回中9回は選挙に負けるという結果
この研究結果から、悲観的な演説は、人から好まれないという確率が高いということが見出せます。
つまり、大衆の前に立つ人間は、悲観的な内容ではなく、より前向きでポジティブな内容を言葉にする方が得策だということが分かります。
これは選挙という場面に限っての結果かもしれませんが、リーダーとして口に出す言葉はどちらの方が部下に与える影響が良いのかを考えてみることが重要ではないかと考えています。
常に楽観的、常にポジティブもやりすぎて反感を得てしまうのかもしれませんが、基本的なスタンスとして、よりポジティブな考えやポジティブな意見を口にする方が、人の交感を得やすいということです。
悲観的な言葉も時に必要だということは重々承知したうえで、やはり印象として良い印象を与えるのは、前向きで肯定的な言葉ではないでしょうか?
以上、今回は『リーダーに求められるトーク力とは?~ハロルド・ズローの演説分析から学ぶ~』でした。
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ヤスキ
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