今回のブログは、初対面の人と打ち解ける方法とは?〜初対面の人に対してなぜ緊張するのか?なぜうまく打ち解けられないのか?またその対処方法とは?〜についてブログにしたいと思います。
ざっくりと、日常生活において、以下でお困りの方向けにまとめています。
✔️ 初対面の人と話す時に緊張してしまう
✔️ ついカッとなりうまく話せなくなる
✔️ 家族やお友達にどんな話をしたらいいのか分からない
✔️ どんな人とでもすんなり話せる人が羨ましいと思っている人
✔️ 気を遣わない関係性を構築したい など
とにかく、人とうまく付き合っていくにはどうすれば良いか?あるいは、知らない相手や、知っている相手でもうまく打ち解けるためかにはどうすればいいか?
これをテーマにブログにまとめたいと思います。
こういった対人関係の悩みに対する解決策を考えて行く前の思考過程として、まずは大前提となる部分を押さえていこうと思います。
【考えてみよう!大前提として…】
1.みなさんは、普段どういう人なら打ち解けて話せてますか?
※なぜこれを考えるのか?
→普段からあまり深く考えていない得意パターンと不得意パターンをまず知ることがとても大切です。それによって、どんな相手を得意とし、どんな相手を苦手としているのかを線引きできます。
※参考に以下は、私が考える普段から割と打ち解けて話せている人です。
・家族
・話が合う人
・考え方が合う人
・年が近い人
・生きてきた環境が似ている人
つまりこれらをまとめると『似たような近くて合う』存在=”共感”あるいは”共通の理解”がある人ですね。
例えば)
自分の発言や行動→(良い意味で)何をしてもオッケーだと思える
自分の発言や行動→注意が必要で過度に気を遣う
つまり、人と打ち解けるためには、『緊張したり、過度に気を使うことがない』状態とも言える
ここまでは、分析できたとして、では。。。
【考えてみよう!大前提として】
2.緊張や気遣いは何から生まれる?
緊張や気遣いがある状態とはどんな状態なのでしょうか?
ある程度の緊張や気遣いは大切でしょうが、過度な緊張や気遣いは、打ち解けることを妨げてしまうでしょう。
では、職場の上司を例に以下で分析します。
例)職場の上司
※同じ職場の上司でも緊張するしないの違いは何でしょうか?
① 緊張しない場合は?
自分視点で考えてみると→何でも話せるよね
相手視点で考えてみると→相手は親身に話を聞いてくれるよね
② 緊張する場合は?
自分視点→何でも話せないね
相手視点→親身に話を聞いてくれないことが多いね
つまりは【”共感”or“自己肯定感アップ”】がそこにあるかどうかなのではないでしょうか?
ここまでを整理すると、
人と打ち解けるには?
① 似たような近くて合う存在
② 共感があり自己肯定感が高まる存在
という2点を割り出せました。
そして、次のステップとして、そんな関係性を作るためにはどうしたらいいか?というポイントを押さえていきます。
【考えてみよう!打ち解ける方法とは?】
3.”共感”を得るためには何が必要か?
※相手視点で考えてみます
結論に行く前に、またまた大前提として、
【考えてみよう!】
『人間はそもそも何に興味があるのか?』
❌お金 ❌家族 ❌物 ❌恋人
さて何だと思いますか?
それは、、、
→⭕️自分自身
そうです。人は何よりも1番興味があることは、他の誰でもなく、他のどんな物でも夢や目標などでもなく、最大の興味と欲求は、自己にある訳です。
これにより、以下を分析することができます。
【人はつまり”自分自身”を認められることにアイデンティティや存在価値を見出している】=生きる喜びとなっている。
この特徴をうまく活用するならば?
【対策】初対面の人や家族と打ち解けるには?
① “とにかく相手の話を聞く”→相手の存在価値アップ⤴️
※ポイント→きく8割:話す2割
② “良さを褒める”→相手の存在価値アップ⤴️
とにかく相手を褒めることに意識を向けてください。
※参考;褒める影響が高い順
存在(自分自身)
価値観(大切にしていること)
能力(できること)
行動(やったこと)
環境(人、場所、道具など)
③ “相手の良さを認める”→存在価値アップ⤴️
④ “頷きや相槌を入れる”→認めてもらっている安心感アップ⤴️
これら①〜④をしっかりと行うことでどうなるのか?
とても大切なプレゼントが返ってきます。
それは、相手のことをとても大切に対応したお返しとして、あなたへも相手から”存在を認めてもらい”あなたへの”共感”も示してもらうことができ、あなた自身の”自己肯定感”も上がるという人生最高のプレゼントが返ってきます。
これを心理学の用語として、『返報性の法則』といいます。
※返報性の法則とは、ほかの人から何かをもらったとき「お返しをしないと気が済まない」と感じる心理です。
さらに、増して相手と打ち解けるためには、細かいことですが、言語/非言語を活用したコミュニケーションの意識があるとさらに◎です。
ポイントを以下にまとめました。
非言語のコミュニケーションとして、より良いコミュニケーションを築くためには?
① 近くて合う見た目(目で見る情報)
例)相手が望んでいる、相手と同じような
・姿勢、態度
・表情
・呼吸
・身振り手振り
・服装、髪型
・皮膚の色
これらを相手のwantに近づけてください。
② 近くて合う意見や考え(耳で聞く情報)
◾︎ 非言語情報
例)相手が望んでいる、相手と似たような
・声の大きさ
・声の高さ
・声の質
・話すスピード
・抑揚
これらを相手のwantに合わせてみてください。
◾︎ 言語情報
例)相手が望んでいる、相手と似たような
・”共感”の返事
・”共感”の答え
・”共感”の相槌、頷き
・”共感”の情報
・”共感”の言葉遣い
※特に相手が大切にしていることを発言から読み取る力が必要です。ですから、しっかりと相手の話を聴くということがとても大切です。
【考えてみよう!】
また、こんなことも考えてみてください!
※人からどんな話を聞いてもらいたい?
・自慢できる話→相手は自己肯定感アップ
・大きな決断話→相手はアイデンティティを強める
・苦労した話→相手は自己肯定感アップ
【考えてみよう!】
※人からどんなことを言われたい?
・自分でも気付いていない良さを褒められる
・努力を褒められる
・自分が意識してやっていることを褒められる
否定されたとしても相手にとっては気分がいいでしょう。褒めすぎは注意ですが、心から発する褒め言葉は相手にしっかりと伝わります。
これらも慣れたらぜひ実践してみてください。
これまでは、相手を視点に考えてきましたが、今度は逆に自分自身を視点に考えてみましょう。
大前提として、話を聞くことも大切で、相手に合わせることも大切ですが、これだけだと肝心なことが埋められないのです。
それは、あなたの意見や考えが分からないため、相手は違和感を感じてしまうということです。
話はしっかりと聴いてくれるけど、相手が何を考えているのか分からないとなると、相手も心を閉ざしてしまいます。
そのためには、質問と情報開示が必要です。
そして、お互いのことを知ることが何よりも警戒感を和らげてくれるのです。
これを心理学の用語で、『自己開示の返報性』と呼びます。
つまり、自分が自己開示をしていくと、相手も情報を明かしてくれる様になるというものです。
これらを踏まえて、【考えてみよう!】
4.自分視点で相手と打ち解けるためには?
◾︎ 過度な緊張や気遣いを防ぐために行うべきこと
→お互いの不明確な部分を減らす
※質問をしてお互いを知ろう!
→相手の表情などを伺う能力
※観察力を高め、相手の気分の上下を早めに察知しよう!
→無理のない自己開示を行う
※ある程度の自己開示を行い、自分のことも知ってもらおう!
【結論】つまり、相手に合わせ、しっかりと聞くだけではなく、自分の意見も素直に言えることで、お互いに打ち解けることができるようになるということです。
結論としては、とてもシンプルですね。
誰でも実践できる内容だと思いますので、日常のコミュニケーションに活かせていただければと思います。
以上今回は、
初対面の人と打ち解ける方法とは?〜初対面の人に対してなぜ緊張するのか?なぜうまく打ち解けられないのか?またその対処方法とは?〜でした。
==この記事が気に入ってくださった方へ==オンラインでのLIVE配信やYouTube配信など筆者の活動について逐次お知らせしております。ブログ記事内容など気に入っていただけたら、ご登録いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。